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月魄
ふりがな文庫
“月魄”の読み方と例文
読み方
割合
つきしろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきしろ
(逆引き)
早川の対岸に、空を
劃
(
くぎ
)
つて聳えてゐる、連山の輪廓を、ほの/″\とした
月魄
(
つきしろ
)
が、くつきりと浮き立たせてゐるのであつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
「
月魄
(
つきしろ
)
」といふ関西の酒造家の出してゐるカフヱの入口へ来た時、晴代は今更らさうした慣れない職業戦線に立つことに、ちよつと
気怯
(
きおく
)
れがした。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
時に、
有明
(
ありあ
)
けの
空
(
そら
)
翔
(
か
)
ける夜鳥の声か。あるいは山家の牧童でも歌っていたのか、ふと古調ゆかしい一篇の
詩
(
うた
)
が
月魄
(
つきしろ
)
のどこからともなく聞えていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月魄(つきしろ)の例文をもっと
(13作品)
見る
“月魄”の解説
『月魄』(つきしろ)は、1908年(明治41年)に発表された菊池幽芳による日本の小説であり、同作を原作とし、1912年(明治45年)に福宝堂と横田商会、1922年(大正11年)に、松竹蒲田撮影所、1923年(大正12年)に松竹下加茂撮影所、1932年(昭和7年)に新興キネマ、1938年(昭和13年)に大都映画でそれぞれ製作・公開された日本の劇映画である。
(出典:Wikipedia)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
魄
漢検1級
部首:⿁
15画
“月”で始まる語句
月
月代
月日
月夜
月光
月明
月並
月末
月輪
月琴
“月魄”のふりがなが多い著者
北原白秋
徳田秋声
菊池寛
久生十蘭
吉川英治
田中貢太郎
芥川竜之介