“瓜哇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジャワ50.0%
ジヤワ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ交際の事及び尋常の風説は抜答非亜バタビア瓜哇ジャワ島の府名なり。元和五年己未きび和蘭オランダの人全島を奪い、闍瓦剌ジャガタラ城を改め抜答非亜バタビアという)の総督より告奉つげたてまつるを以て
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
今でも瓜哇ジャワなどの米作はこの通りで、写真で見ると全然はさみかごとの作業である。大変な人の手を要し、且つほとんとわらの利用ということを断念した生産であった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
支那、馬来マレイ瓜哇ジヤワあたりの売春婦のつうを話した人もあつた。蓄音機が持出されて僕に初めて呂昇ろしようを聴かせてれたよるもあつた。航海中は笑はされるのが何よりい。真面目まじめな話は禁物きんもつである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
鸚鵡あうむ多年たねんらしてあつて、土地とち言語げんごもとよりだし、瓜哇ジヤワ勃泥亞ボルネヲなまりから、馬尼剌マニラ錫蘭セイロン澤山たんとだなかつた、英吉利イギリス使つかつて、それは……怜悧りこうむすめをはじめ、だれにも、よくわかるのに
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)