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瓜核顔
ふりがな文庫
“瓜核顔”の読み方と例文
読み方
割合
うりざねがお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うりざねがお
(逆引き)
瓜核顔
(
うりざねがお
)
の、鼻の
準縄
(
じんじょう
)
な、目の
柔和
(
やさし
)
い、心ばかり
面窶
(
おもやつれ
)
がして、黒髪の多いのも、世帯を知ったようで奥床しい。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もっとも、十八九はたちごろから、時々見た顔ですから、男弟子に向っては、澄ましていたのかも知れません。薄手で寂しい、眉の
凜
(
りん
)
とした
瓜核顔
(
うりざねがお
)
の……
佳
(
い
)
い
標致
(
きりょう
)
。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
瓜核顔
(
うりざねがお
)
で品のいい、何とも云えないほど
口許
(
くちもと
)
の
優
(
やさし
)
い、目の
清
(
すずし
)
い、眉の美しい、十八九の
振袖
(
ふりそで
)
が、
裾
(
すそ
)
を
曳
(
ひ
)
いて、
嫋娜
(
すらり
)
と中腰に立って、左の手を膝の処へ置いて、右の手で
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
瓜核顔(うりざねがお)の例文をもっと
(5作品)
見る
瓜
漢検準1級
部首:⽠
6画
核
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
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