“瓜生”の読み方と例文
読み方割合
うりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今ここへ来かかった二人の娘は、その賄組の瓜生うりゅう長八の娘お北と、黒沼伝兵衛の娘お勝で、いずれも明けて十八の同い年である。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
瓜生うりゅう衛門えもんだが、あれはもうだいぶ年をとってしまったから、あまり役には立たんだろうが、ま、よく面倒をみておやりなさい。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
も一つは瓜生うりゅう岩子銅像の側にある宗因、芭蕉、其角の句碑、文化六年観音堂の北方、人丸堂の前へ俳人菜英の建てたもの。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)