“うりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
瓜生	77.8%
烏龍	11.1%
雨龍	11.1%

瓜生

瓜生（うりゅう）ノ衛門（えもん）だが、あれはもうだいぶ年をとってしまったから、あまり役には立たんだろうが、ま、よく面倒をみておやりなさい。

なよたけ (新字新仮名) ／ 加藤道夫(著)

烏龍

張は都にあるあいだに一匹の狗（いぬ）を飼った。それは甚だすこやかな狗であるので、張は烏龍（うりゅう）と名づけて愛育しているうちに、いったん帰郷することとなったので、彼は烏龍を伴って帰った。

中国怪奇小説集：04 捜神後記（六朝） (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)

雨龍

皇室の藩屏（はんぺい）もここに土地をもつべきであると華族によびかけて、官有地からめぼしいところを払下げ、東鷹栖（ひがしたかす）村の松平農場、深川の菊亭農場、雨龍（うりゅう）の戸田農場や蜂須賀（はちすか）農場そのたがうまれた。

望郷：――北海道初行脚―― (新字新仮名) ／ 服部之総(著)