“瓜生野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うりふの50.0%
うりゅうの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九月なかばノ事ナレバ夜寒シキリニシテ手足モヒヘ、草ノ露分難わけがたク、急グトスレド道見ヘズ、ヤウ/\瓜生野うりふのマデゾ付ニケル、三人打向ヒ如何いかガセント語レドモ、先ヘ可行道モナシ、隼人正申ケルハ
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
金円調達のため瓜生野うりゅうの村に赴き、やがてその用事も済み、焼酎の馳走ちそう酩酊めいていして己の村へ帰る途中、光村がきつねに誘われてやぶの中に入り、その挙動の怪しかりし顛末てんまつを記してあった。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)