“酩酊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいてい93.9%
よつぱら1.5%
たべよっ1.5%
めんてい1.5%
よっぱら1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その夜私は、相憎他に会合があつたのでその方へ廻つたところ、不覚にも少々酩酊めいていしたため、狐の竹包をどこかへ紛失してしまつた。
たぬき汁 (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
本當ほんたうにおめえてえなもなねえよ、けえときから毎晩まいばん酩酊よつぱらつちや後夜ごやとりでもかまあねえうまひいけえつちやれるほどたゝいて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
士「まえった、御免をこうむる、酩酊たべよっしからん訳でござる、お詫を致す、おゆるし下さい」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
林「ヒエ有難い事で、大層酩酊めんてい致しやした」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
多「五八は酩酊よっぱらって居りやして、強情べえ申しやすが、みんわしが悪いでがんすから、どうぞ堪忍しておくんなさい、五八マア此方こっちへ出なよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)