“よっぱら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酔払81.8%
酔拂9.1%
酩酊9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナニおじさん、大丈夫だよ、この先生はいつでも酔払よっぱらってるんだからほうっとけば一人で帰るよ」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一番ぐでん、ぐでんに酔拂よっぱらった揚句、前後不覚になって電車へ乗り込んだら、どうにかした拍子に気が紛れて大阪まで無事に行けるだろうと思ったのである。
恐怖 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
多「五八は酩酊よっぱらって居りやして、強情べえ申しやすが、みんわしが悪いでがんすから、どうぞ堪忍しておくんなさい、五八マア此方こっちへ出なよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)