“酔払”のいろいろな読み方と例文
旧字:醉拂
読み方割合
よっぱら69.2%
よっぱらい23.1%
ゑひはら7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれは神田氏だけの問題なので、気が変になったとか或いは酔払よっぱらっていたとか(ここで私はクスリと忍び笑いをしなければならなかった)
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「どてらを着て跪坐かしこまってるのは、酔っ払っていながら、異状がないと得意になるようなものだ。なおおかしいよ。酔っ払いは酔払よっぱらいらしくするがいい」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
げたときかれは、鼓打つゞみうちである従弟いとこが、業体げふたいひ、温雅をんが上品じやうひんやさしいをとこの、さけ酔払ゑひはらふと、場所ばしよえらばず、外套ぐわいたういで、威勢ゐせいよくぱつと投出なげだす、帳場ちやうば車夫しやふなどは
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)