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酔臥
ふりがな文庫
“酔臥”のいろいろな読み方と例文
旧字:
醉臥
読み方
割合
よいふ
33.3%
すいが
22.2%
ゑひふし
22.2%
えいふ
11.1%
ゑひふ
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よいふ
(逆引き)
中学生の話の通りに岩山を越えてロスコー家に忍び寄り、先ず電話線と
呼鈴
(
よびりん
)
線を切断し、
酔臥
(
よいふ
)
している東作を麻酔にかけ初めたが、案外麻酔が利かないのに驚いた。
S岬西洋婦人絞殺事件
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
酔臥(よいふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すいが
(逆引き)
六郎が父は、其夜
酔臥
(
すいが
)
したりしが、
枕
(
まくら
)
もとにて声掛けられ、忽ちはね起きて
短刀
(
たんとう
)
抜
(
ぬ
)
きはなし、一たち
斫
(
き
)
られながら、第二第三の太刀を受けとめぬ。その命を断ちしは第四の太刀なりき。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
酔臥(すいが)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゑひふし
(逆引き)
さて国経が
酔臥
(
ゑひふし
)
たるを
見
(
み
)
て
叔母
(
をば
)
を車にいだき入れて立かへり、此
腹
(
はら
)
に生れたるを中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
といふ、時平の
不道
(
ふだう
)
此一を以て
其余
(
そのよ
)
を
知
(
し
)
るべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
酔臥(ゑひふし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
えいふ
(逆引き)
実
(
げ
)
に今宵こそ
屈竟
(
くっきょう
)
なれ。さきに僕
退出
(
まかりで
)
し時は、大王は
照射
(
ともし
)
が膝を枕として、前後も知らず
酔臥
(
えいふ
)
したまひ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
酔臥(えいふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゑひふ
(逆引き)
悪心むらむらと
起
(
おこ
)
り、介抱もせず、呼びも
活
(
い
)
けで、
故
(
わざ
)
と
灯火
(
ともしび
)
を
微
(
ほのか
)
にし、「かくては
誰
(
た
)
が眼にも……」と
北叟笑
(
ほくそゑ
)
みつゝ、
忍
(
しのび
)
やかに
立出
(
たちい
)
で、
主人
(
あるじ
)
の
閨
(
ねや
)
に
走行
(
はしりゆ
)
きて、
酔臥
(
ゑひふ
)
したるを
揺覚
(
ゆりさ
)
まし
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
酔臥(ゑひふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“酔臥”の意味
《名詞》
酔臥(すいが)
酒に酔って臥せること。酔って倒れること。
《動詞》
酒に酔って臥せる。
(出典:Wiktionary)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔醒
酔払
酔眼
酔客
酔心地
酔余
“酔臥”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
巌谷小波
山東京山
泉鏡花
夢野久作
森鴎外