酔臥すいが)” の例文
旧字:醉臥
六郎が父は、其夜酔臥すいがしたりしが、まくらもとにて声掛けられ、忽ちはね起きて短刀たんとうきはなし、一たちられながら、第二第三の太刀を受けとめぬ。その命を断ちしは第四の太刀なりき。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
酔臥すいがしてのち行衛をくらます
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)