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酔余
ふりがな文庫
“酔余”の読み方と例文
読み方
割合
すいよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいよ
(逆引き)
酔余
(
すいよ
)
素敵な女に会った。忘れかね山を降りて会いに行ったら印象とまるで違った女の様子に
這々
(
ほうほう
)
の態で逃げ出したことがあった。
流浪の追憶
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
酔余
(
すいよ
)
の興にその家の色黒く
痩
(
や
)
せこけた無学の
下婢
(
かひ
)
をこの魚容に押しつけ、結婚せよ、よい縁だ、と傍若無人に勝手にきめて、魚容は大いに迷惑ではあったが
竹青
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
古今独歩と大きく書いて、下に国北生と署名したのは、独歩が
酔余
(
すいよ
)
の達筆である。自分の似顔に鬼のような
角
(
つの
)
を生やして、毒哺生と名を署したのも彼である。
芝、麻布
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
酔余(すいよ)の例文をもっと
(7作品)
見る
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔払
酔醒
酔眼
酔臥
酔客
酔心地
“酔余”のふりがなが多い著者
岸田劉生
小山内薫
福沢諭吉
吉川英治
坂口安吾
太宰治