“酔興”のいろいろな読み方と例文
旧字:醉興
読み方割合
すいきょう85.7%
すゐきやう10.7%
すゐきよう3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酔興すいきょうに述作をするからだと云うなら云わせて置くが、近来の漱石は何か書かないと生きている気がしないのである。夫丈それだけではない。
入社の辞 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
時平或日あるひ国経くにつねもとえんし、酔興すゐきやうにまぎらして夫人ふじんもらはんといひしを、国経もゑひたれば戯言たはぶれごととおもひてゆるしけり。
二三日前のふと考へて面白がつた酔興すゐきようのことも、いよ/\紫紺しこんにしてくれと云ふ時にはもうはづかしくなつてめようかと迄思つたのであつた。
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)