トップ
>
酔興
>
すゐきやう
ふりがな文庫
“
酔興
(
すゐきやう
)” の例文
旧字:
醉興
時平
或日
(
あるひ
)
国経
(
くにつね
)
の
許
(
もと
)
に
宴
(
えん
)
し、
酔興
(
すゐきやう
)
にまぎらして
夫人
(
ふじん
)
を
貰
(
もら
)
はんといひしを、国経も
酔
(
ゑひ
)
たれば
戯言
(
たはぶれごと
)
とおもひてゆるしけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
崩れた土は
丹
(
に
)
のやうに赤い。崩れぬ
土手
(
どて
)
は青芝の上に
不相変
(
あひかはらず
)
松をうねらせてゐる。
其処
(
そこ
)
にけふも三四人、裸の人人が動いてゐた。何もさう云ふ人人は
酔興
(
すゐきやう
)
に泳いでゐる
訣
(
わけ
)
ではあるまい。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
時平
或日
(
あるひ
)
国経
(
くにつね
)
の
許
(
もと
)
に
宴
(
えん
)
し、
酔興
(
すゐきやう
)
にまぎらして
夫人
(
ふじん
)
を
貰
(
もら
)
はんといひしを、国経も
酔
(
ゑひ
)
たれば
戯言
(
たはぶれごと
)
とおもひてゆるしけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
●かくてやゝ日も
傾
(
かたふ
)
きければ
帰路
(
きろ
)
を
促
(
うなが
)
しけるに、
哥妓
(
げいしや
)
どもは
草鞋
(
わらじ
)
にて
来
(
きた
)
りしとてそれはわしがのなり、これはあれはとはきすてたるを
争
(
あらそ
)
ふてはきいづる、みな
酔興
(
すゐきやう
)
なれば
噪閙
(
おほさはぎ
)
して
途
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
●かくてやゝ日も
傾
(
かたふ
)
きければ
帰路
(
きろ
)
を
促
(
うなが
)
しけるに、
哥妓
(
げいしや
)
どもは
草鞋
(
わらじ
)
にて
来
(
きた
)
りしとてそれはわしがのなり、これはあれはとはきすてたるを
争
(
あらそ
)
ふてはきいづる、みな
酔興
(
すゐきやう
)
なれば
噪閙
(
おほさはぎ
)
して
途
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“酔興”で始まる語句
酔興人