“すゐきやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醉狂57.1%
酔興42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「橋へ行つて、遠くから花見をしようなどと、醉狂すゐきやうことを言ひ出したのは誰だえ」
醉狂すゐきやう抱擁だきしめむご
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
時平或日あるひ国経くにつねもとえんし、酔興すゐきやうにまぎらして夫人ふじんもらはんといひしを、国経もゑひたれば戯言たはぶれごととおもひてゆるしけり。
●かくてやゝ日もかたふきければ帰路きろうながしけるに、哥妓げいしやどもは草鞋わらじにてきたりしとてそれはわしがのなり、これはあれはとはきすてたるをあらそふてはきいづる、みな酔興すゐきやうなれば噪閙おほさはぎしてみちく。