トップ
>
酔眼
ふりがな文庫
“酔眼”のいろいろな読み方と例文
旧字:
醉眼
読み方
割合
すいがん
81.8%
すゐがん
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいがん
(逆引き)
撞木町の
升屋
(
ますや
)
の提灯をさげた若い者が、駕籠を連ねて、迎えに出ていた。
妓
(
おんな
)
たちは、それへ乗ったが、内蔵助は、
酔眼
(
すいがん
)
をみはって
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袋猫々が入って来たのを
愕
(
おどろ
)
きもせず、不思議がりもせず、
朦朧
(
もうろう
)
たる
酔眼
(
すいがん
)
の色をかえもせず、依然として酒を浴びるように口の中へ送っている。
心臓盗難:烏啼天駆シリーズ・2
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
酔眼(すいがん)の例文をもっと
(9作品)
見る
すゐがん
(逆引き)
然れども眼は必ずしも論ずるものありと言ふべからず、即ち北原君の
小面憎
(
こづらにく
)
さを説いて
酔眼
(
すゐがん
)
に至る
所以
(
ゆゑん
)
なり。
田端人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
外には閑静な中庭が
石燈籠
(
いしどうろう
)
に火を入れて、ひつそりと竹の暗をつくつてゐる。Hは
朦朧
(
もうろう
)
たる
酔眼
(
すゐがん
)
にこの景色を眺めると、
如何
(
いか
)
にも日本らしい
好
(
い
)
い心もちに
浸
(
ひた
)
る事が出来た。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
酔眼(すゐがん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“酔眼”の意味
《名詞》
酒に酔った目。また、その目付き。
(出典:Wiktionary)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“酔眼”で始まる語句
酔眼朦朧
酔眼矇朧
検索の候補
酔眼朦朧
酔眼矇朧
“酔眼”のふりがなが多い著者
梅崎春生
吉川英治
中里介山
海野十三
江戸川乱歩
芥川竜之介