“すいがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酔眼90.0%
酔顔10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和田は酔眼すいがんを輝かせながら、声のない一座を見まわした。が、藤井はいつのまにか、円卓テエブルに首を垂らしたなり、気楽そうにぐっすりこんでいた。
一夕話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この怪物は酔眼すいがんをまどわす幻影なのではあるまいか。それともおれは今、悪夢にうなされているのかしら。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
平次は辰五郎の酔顔すいがんの前に、その斑々はんぱんたる得物えものを突きつけました。