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小面憎
ふりがな文庫
“小面憎”の読み方と例文
読み方
割合
こづらにく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こづらにく
(逆引き)
「浅井の臣、
前波
(
まえなみ
)
新
(
しん
)
八
郎
(
ろう
)
ッ。織田殿にこそ、この槍を見参にと参ったるに、邪魔だてする
小面憎
(
こづらにく
)
い
童
(
わっぱ
)
め。
何奴
(
なにやつ
)
だ」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを今日まで
鵜
(
う
)
の毛ほども感づかれないようにしていた幼い者の心づかいが、いじらしくも
不憫
(
ふびん
)
でもある一方、あまりのことに
小面憎
(
こづらにく
)
い心地さえした。
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
本間さんはそれを見ると何故か急にこの老紳士が、
小面憎
(
こづらにく
)
く感じ出した。酔っているのは勿論、承知している。
西郷隆盛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小面憎(こづらにく)の例文をもっと
(13作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
“小面”で始まる語句
小面
小面倒
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小苦面
面小手
憎面
小工面
憎体面
物之最小而可憎者
“小面憎”のふりがなが多い著者
宮武外骨
田中英光
下村湖人
伊藤左千夫
吉川英治
徳田秋声
谷崎潤一郎
佐藤春夫
芥川竜之介
田中貢太郎