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小憎
ふりがな文庫
“小憎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こにく
84.6%
こにくら
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こにく
(逆引き)
余裕
(
よゆう
)
綽々
(
しゃくしゃく
)
とした寺田の買い方にふと
小憎
(
こにく
)
らしくなった顔を見上げるのだったが、そんな時寺田の眼は
苛々
(
いらいら
)
と燃えて急に
挑
(
いど
)
み
掛
(
かか
)
るようだった。
競馬
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
小憎
(
こにく
)
いぐらいに巧みに使う
旨味
(
うまみ
)
はここだなと感服しつつ、これで盗賊なんだから呆れたものさと、自分の盗賊なることを忘れて考えこみました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小憎(こにく)の例文をもっと
(11作品)
見る
こにくら
(逆引き)
それほど世の中は今の青年を虐待しているのである。「自我の主張」を正面から
承
(
うけたまわ
)
れば、
小憎
(
こにくら
)
しい申し分が多い。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助は少々平岡が
小憎
(
こにくら
)
しくなつたので、突然中途で相手を
遮
(
さへ
)
ぎつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
小憎(こにくら)の例文をもっと
(2作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
検索の候補
小面憎
物之最小而可憎者
“小憎”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
夏目漱石
吉川英治
長塚節
徳田秋声
織田作之助
江戸川乱歩
海野十三
泉鏡花