“鼓打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つづみう33.3%
つづみうち33.3%
つゞみうち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大工の木曾ノじょう蒔絵まきえの遠江ノ介、塗師ぬしの源五郎。いや居るわ居るわ……鼓打つづみうちの桐作やら仮面めん打ちの道白どうはくまでが……。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「歌がうまいのなら、舞うのもうまそうだな、一つみせてくれないか。おい、こら、誰か鼓打つづみうちを呼べ」
げたときかれは、鼓打つゞみうちである従弟いとこが、業体げふたいひ、温雅をんが上品じやうひんやさしいをとこの、さけ酔払ゑひはらふと、場所ばしよえらばず、外套ぐわいたういで、威勢ゐせいよくぱつと投出なげだす、帳場ちやうば車夫しやふなどは
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)