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よつぱら
語句 | 割合 |
醉拂 | 66.7% |
酩酊 | 16.7% |
銘酊 | 16.7% |
へゞれけに
醉拂つて、
向顱卷で、
鍬の
拔けた
柄の
奴を、
夜警の
得ものに
突張りながら
本當におめえ
見てえなもなねえよ、
若けえ
時から
毎晩酩酊つちや
後夜が
鷄でも
構あねえ
馬曳て
歸つちや
戸の
割れる
程叩いて
十
分に
酩酊つた
足を
大股に
踏んで、
肌を
脱いだ
兩方の
手をぎつと
握つて、
手拭で
背中を
擦るやうな
形をして
見せた。
「
鐵瓶ぢや
徳利一
本づつしかへえんねえから
面倒臭かんべと
思つてよ」と
婆さんはいひながら、一
旦沸つた
鐵瓶を
懸けた。
樽が
空虚になつて
悉皆飮む
者は
銘酊つてがや/\と
只騷いだ。