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機微
ふりがな文庫
“機微”の読み方と例文
読み方
割合
きび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きび
(逆引き)
たばこ屋に
笑
(
え
)
くぼのある娘をおくように、小間物屋にこの
態
(
てい
)
の男を坐らせておく商法の
機微
(
きび
)
は、今も昔も変りないものとみえました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東風君は真面目で「新体詩は俳句と違ってそう急には出来ません。しかし出来た暁にはもう少し
生霊
(
せいれい
)
の
機微
(
きび
)
に触れた妙音が出ます」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私の申しますのは、このだいこんとだいこんはどうだとか、この水と水とは、このなにとなにとは、どちらが良いか悪いかという
機微
(
きび
)
に触れること。
日本料理の基礎観念
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
機微(きび)の例文をもっと
(18作品)
見る
“機微”の意味
《名詞》
かすかな心の動きや物事の趣き。
(出典:Wiktionary)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
“機”で始まる語句
機
機嫌
機会
機械
機會
機関
機織
機屋
機智
機敏
検索の候補
微酔機嫌
微醉機嫌
微音機
“機微”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
北大路魯山人
野村胡堂