“捏造”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねつぞう90.3%
ねつざう8.1%
でつぞう1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その件については何ら警官の報告も届いていなかった。警視庁ではそれを作り話だと見なした。それを捏造(ねつぞう)したのは御者だとされた。
私は敢(あへ)てそれを試みた。そして其間に推測を逞(たくまし)くしたには相違ないが、余り暴力的な切盛(きりもり)や、人を馬鹿にした捏造(ねつざう)はしなかつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
汝何を恃(たの)まんとするか。天地の裡(うち)に何をたのまんとするか。神? 神は人間の苦しまぎれに捏造(でつぞう)せる土偶(どぐう)のみ。人間のせつな糞(ぐそ)の凝結せる臭骸のみ。恃(たの)むまじきを恃んで安しと云う。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)