“灝気”のいろいろな読み方と例文
旧字:灝氣
読み方割合
こうき75.0%
かうき16.7%
エーテル8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その純白なサナトリウムは灝気こうきに満ちた山の中腹に建っていて、空気は肺にみ入るように冷たいが、陽の光は柔かな愛撫あいぶを投げかけてくれる。
苦しく美しき夏 (新字新仮名) / 原民喜(著)
そこで山水清閑の地に活気の充ちた天地の灝気かうきを吸ふべく東京の塵埃を背後うしろにした。
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
やがて夜より灝気エーテル(注二)、と光の女神ヘメーラは生れぬ