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『赤い土の壺』
ふりがな文庫
『
赤い土の壺
(
あかいつちのつぼ
)
』
永禄四年の夏のことであった。夕陽の落ちたばかりの長良川の磧へ四人伴の鵜飼が出て来たが、そのうちの二人は二羽ずつの鵜を左右の手端にとまらし、後の二人のうちの一人は艪を肩にして、それに徳利や椀などを入れた魚籃を掛け、一人は莚包を右の小脇に抱え、 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戦
(
たたこ
)
失
(
うしの
)
懐
(
なつかし
)
伴
(
づれ
)
首
(
しるし
)
尾
(
ひき
)
家
(
が
)
涼
(
りょう
)
後
(
おく
)
己
(
じぶん
)
川柳
(
かわやなぎ
)
黄昏
(
ゆうぐれ
)
飛
(
とび
)
籠
(
かご
)
刻
(
こく
)
潜
(
もぐ
)
喫
(
く
)
後
(
うしろ
)
小家
(
こや
)
密
(
ひそか
)
炉
(
いろり
)
鵜匠
(
うじょう
)
魚
(
うお
)
電光
(
いなずま
)
蹲
(
しゃが
)
討
(
うち
)
眼
(
まなこ
)
皮籠
(
かわかご
)
白蛇
(
はくじゃ
)
白刃
(
はくじん
)
痩
(
やせ
)
生計
(
たつき
)
獲
(
と
)
獣
(
けだもの
)
燈
(
あかり
)
無益
(
むえき
)
滅
(
ほろぼ
)
比
(
ころ
)
手甲
(
てこう
)
微
(
かすか
)
径
(
こみち
)
庭前
(
ていぜん
)
定
(
きま
)
下手
(
しもて
)
傍
(
かたわら
)
下枝
(
したえだ
)
堤
(
つつみ
)
前
(
さき
)
前岸
(
ぜんがん
)
匂
(
におい
)
厨
(
くり
)
真紅
(
まっか
)
七星
(
しちせい
)
何時
(
いつ
)
睜
(
みは
)
矢筒
(
やづつ
)
磧
(
かわら
)
祠
(
ほこら
)
端
(
はし
)
竹
(
たけ
)
竹藪
(
たけやぶ
)
笠
(
かさ
)
篙工
(
さおとり
)
伴
(
つ
)
粥
(
かゆ
)
縋
(
すが
)
縮
(
すく
)
繋
(
つな
)
美濃
(
みの
)
義竜
(
よしたつ
)
肩端
(
かたさき
)
肴
(
さかな
)
脇息
(
きょうそく
)
脊
(
せ
)
脚絆
(
きゃはん
)
腰簔
(
こしみの
)
膾
(
なます
)
臣
(
しん
)
舟乗
(
ふなの
)
舳
(
へさき
)
艘
(
そう
)
艪
(
ろ
)
草原
(
くさはら
)
草鞋
(
わらじ
)
荊棘
(
いばら
)
莚
(
むしろ
)
莚包
(
むしろづつみ
)
葉越
(
はごし
)
蓋
(
ふた
)
乾肉
(
ほしにく
)
中
(
うち
)
頂戴
(
ちょうだい
)
頂
(
いただき
)
鞘
(
さや
)
靄
(
もや
)
隠
(
かく
)
陽
(
ひ
)
随
(
したが
)
食物
(
たべもの
)
雑木
(
ぞうき
)