“白蛇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろへび30.8%
はくじゃ30.8%
はくだ30.8%
しらへび7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くびから、はだけた胸のあたりまで、日頃自慢にしていた「白蛇しろへび」のような肌が、夜眼にもくっきりと浮いている。
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
白蛇はくじゃのような奸智かんちしぼって、彼は計をめぐらした。最近に妻を寝取ねとられた一人の男がこのくわだてに加わった。シャクが自分にあてこするような話をしたと信じたからである。
狐憑 (新字新仮名) / 中島敦(著)
抜いたのは同時だったが、虚心流きょしんりゅう捨身すてみの剣の前に、四人の供はたちまち地にって……身を捨ててこそ浮かぶもある喬之助の強刃ごうじん白蛇はくだのごとくおどって慶之助に追い迫った。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
執念しゆうねん白蛇しらへび死んだ女王のほとに入る、といの
真珠抄 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)