“義竜”の読み方と例文
旧字:義龍
読み方割合
よしたつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永禄三年五月、美濃の国の国主、斎藤義竜よしたつの乞によって飯篠門下の梅津某を一撃の下に倒した時などは、まきの一尺二三寸のものに手許へ革をまいただけの得物であった。
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
二三日熱病をわずらっていた義竜よしたつは、その時急にもがきだしてそのまま死んで往った。
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)