“よしたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義龍72.7%
義竜18.2%
義辰9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがって最初に生れた長男の義龍よしたつは、実は土岐の血統だった。
梟雄 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
二三日熱病をわずらっていた義竜よしたつは、その時急にもがきだしてそのまま死んで往った。
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
俊基は気の毒に思い、頼春のために再度、おなじ河内石川の住人散所さんじょ太夫たゆう義辰よしたつという人物を紹介ひきあわせてやった。で、以後はそこに身を寄せている船木頼春だったのである。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)