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『梟雄』
ふりがな文庫
『
梟雄
(
きょうゆう
)
』
京の西の岡というところに、松波基宗という北面の武士が住んでいた。乱世のことであるから官給は至って不充分で、泥棒でもしなければ生活が立たないように貧乏である。 子供も何人かあるうちで、十一になる峯丸というのが絵の中からぬけでたように美しいばか …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 第三一巻第八号」1953(昭和28)年6月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
古渡
(
ふるわたり
)
道三
(
ドーサン
)
仰有
(
おっしゃ
)
吉良
(
きら
)
土岐
(
とき
)
売僧
(
まいす
)
妙椿
(
みょうちん
)
指金
(
さしがね
)
斯波
(
しば
)
明衣
(
ゆかたびら
)
濃姫
(
のひめ
)
義龍
(
よしたつ
)
頼芸
(
よりよし
)
鶴山
(
つるやま
)