“道三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうさん88.9%
ドーサン11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「知れたことを訊く奴だ。斎藤道三どうさん様と、その子の義龍よしたつとは、もう何年も前から、睨み合っている仲じゃねえか」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
義竜は弘治こうじ二年の春、庶腹しょふくの兄弟喜平次きへいじ孫四郎まごしろうの二人を殺し、続いて父道三どうさん鷺山さぎやまたたこうて父をほろぼしてからは、美濃みのの守護として得意の絶頂に立っていたが
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
後に剃髪して、斎藤山城入道道三ドーサンと称した。
梟雄 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)