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道三
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どうさん
ふりがな文庫
“
道三
(
どうさん
)” の例文
「知れたことを訊く奴だ。斎藤
道三
(
どうさん
)
様と、その子の
義龍
(
よしたつ
)
とは、もう何年も前から、睨み合っている仲じゃねえか」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
義竜は
弘治
(
こうじ
)
二年の春、
庶腹
(
しょふく
)
の兄弟
喜平次
(
きへいじ
)
、
孫四郎
(
まごしろう
)
の二人を殺し、続いて父
道三
(
どうさん
)
と
鷺山
(
さぎやま
)
に
戦
(
たたこ
)
うて父を
滅
(
ほろぼ
)
してからは、
美濃
(
みの
)
の守護として得意の絶頂に立っていたが
赤い土の壺
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
今川義元や斎藤
道三
(
どうさん
)
、或いは浅井朝倉あたりとは相手が違う、謙信があの勢いでもって、北国から
雪崩
(
なだれ
)
の如く
一瀉千里
(
いっしゃせんり
)
で下って来て見給え、木下藤吉郎なんぞも
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
医を
今大路
(
いまおおじ
)
侍従
道三
(
どうさん
)
玄淵
(
げんえん
)
に学び、元禄十七年三月十二日に江戸で津軽
越中守
(
えっちゅうのかみ
)
信政
(
のぶまさ
)
に召し抱えられて、
擬作金
(
ぎさくきん
)
三枚十人扶持を受けた。元禄十七年は
宝永
(
ほうえい
)
と改元せられた年である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
常磐橋の方へと渡る
道三
(
どうさん
)
橋、も一つ先の
銭瓶
(
ぜにかめ
)
橋までも、一と目に綜合して見るところから、八つ見橋の名があったそうだが、その屈折した河岸景色を整調するように、遥か西に
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
▼ もっと見る
(——
舅
(
しゅうと
)
山城守
道三
(
どうさん
)
の怨みをはらし、不義不倫の
醜族
(
しゅうぞく
)
を討ち、悪政の下にあえぐ良民を救う!)
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お
相伴
(
しょうばん
)
には、
丹羽
(
にわ
)
五郎左衛門と
長谷川
(
はせがわ
)
丹波守。それに、医師の
道三
(
どうさん
)
がお
詰
(
つめ
)
という顔ぶれ。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲葉山の斎藤
道三
(
どうさん
)
秀龍の密使は、いったい、どんなことを
齎
(
もたら
)
して来たのだろうか。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山城守
道三
(
どうさん
)
は、養子の
義龍
(
よしたつ
)
に殺され、その義龍も去年病死したりして、美濃は
内紛
(
ないふん
)
に次ぐ内紛のみだれにあり、事実、小六への影響としても、道三の在世中は仕送っていた年々の
禄米
(
ろくまい
)
や何かの手当も
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは、美濃の斎藤
道三
(
どうさん
)
の娘なのである。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道三
(
どうさん
)
は玄関へ出て行った。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“道三”で始まる語句
道三秀龍
道三橋
道三山城守