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義龍
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よしたつ
ふりがな文庫
“
義龍
(
よしたつ
)” の例文
新字:
義竜
美濃
(
みの
)
の奇傑斎藤
義龍
(
よしたつ
)
の
外妾
(
がいしょう
)
の子五郎左衛門、世を忍ぶ名を
富田勢源
(
とだせいげん
)
と云った
世
(
よ
)
すね
人
(
びと
)
が、宇宙の大理から感応自得して工夫を積んだ秘術で
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
したがって最初に生れた長男の
義龍
(
よしたつ
)
は、実は土岐の血統だった。
梟雄
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
北に朝倉
義景
(
よしかげ
)
、斎藤
義龍
(
よしたつ
)
、西に佐々木、浅井。南に三河の松平と——。山ひとえ、川一すじの隣はすべて敵ばかりだ
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「知れたことを訊く奴だ。斎藤
道三
(
どうさん
)
様と、その子の
義龍
(
よしたつ
)
とは、もう何年も前から、睨み合っている仲じゃねえか」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「稲葉山の斎藤
義龍
(
よしたつ
)
どの、にわかに病んで死んだという密報がはいったのだ。そこで嘘か
実
(
まこと
)
か、小当りに
一当
(
ひとあ
)
て
襲
(
よ
)
せてみよというので、にわかな出陣なのだ」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
第一、それを聞いてから、小六への尊敬を失ってしまったし、斎藤道三に利益する気にもなれないし、なおのこと、
稲葉山城
(
いなばやまじょう
)
の
義龍
(
よしたつ
)
にも味方する情熱など少しもない。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲葉山の斎藤
義龍
(
よしたつ
)
と、鷺山城の斎藤道三秀龍とは、表面は
父子
(
おやこ
)
ですが、実は義龍は、道三が殺した旧主の子だという事ですから、また内乱を起しているにちがいありません
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斎藤
義龍
(
よしたつ
)
の
岐阜
(
ぎふ
)
を攻めるに当って、金華山の峰つづきを、その裏山から
攀
(
よ
)
じて奇襲したとき、山中で道案内をした一
樵夫
(
しょうふ
)
——まだ十六、七歳の、
山家
(
やまが
)
育ちの若者こそ、今日、寄手の一方に
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲葉山の城下に
潜
(
ひそ
)
んで、成行きを見ておりましたが、御承知のように、道三山城は相果て、
義龍
(
よしたつ
)
が美濃一円を治めて、
一先
(
ひとま
)
ず落着いた様子に、京へ上り、越前へ出、北国路を一巡して、先頃
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山城守
道三
(
どうさん
)
は、養子の
義龍
(
よしたつ
)
に殺され、その義龍も去年病死したりして、美濃は
内紛
(
ないふん
)
に次ぐ内紛のみだれにあり、事実、小六への影響としても、道三の在世中は仕送っていた年々の
禄米
(
ろくまい
)
や何かの手当も
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹中半兵衛や於通の父小野政秀などと同列のいわゆる美濃衆といわれた稲葉山の斎藤
義龍
(
よしたつ
)
の家中であり、
覇府
(
はふ
)
斎藤が、信長に亡ぼされた
永禄
(
えいろく
)
六年を転機として、竹中一族も、於通の父も、海北友松も
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「親と名のついた山城守様を、子の
義龍
(
よしたつ
)
が討って殺すとは」
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
龍
部首:⿓
16画
“義”で始まる語句
義
義兄
義理
義姉
義弟
義務
義父
義太夫
義母
義経