“蟾蜍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきがえる44.4%
ひきがへる25.9%
ひき11.1%
かへろ3.7%
がま3.7%
ひきかえる3.7%
ひきがへろ3.7%
ワクド3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それには蜻蛉(とんぼ)や、螇蚸(ばった)や、蝉や、蝸牛(かたつむり)や、蛙や、蟾蜍(ひきがえる)や、鳥や、その他の絵が何百となく、本物そっくりに、而も簡明にかかれてあった。
どうぞして物(もの)にせうと氣(き)を揉(も)まっしゃるのぢゃが、あのよな人(ひと)に逢(あ)ふよりは、予(わし)ゃ蟾蜍(ひきがへる)に逢(あ)うたはうが優(まし)ぢゃ、と言(い)うてな、あの蟾蜍(ひきがへる)に。
また一説にはこれら皆空(うそ)で実は尊者の名パトリックをノールス人がパド・レクルと間違え蟾蜍(ひき)を(パダ)逐(お)い去る(レカ)と解した。
憂鬱な心の蟾蜍(かへろ)がかやつり草の陰影(かげ)から啼き出す季節——而してやや蒸し暑くなつたセルのきものの肌触りさへまだ何となく棄て難い今日此頃の気惰(けだ)るい快さに
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
蟾蜍(がま)のような大きい腹を抱(かか)えて、顔は青く心は暗く、初産の恐怖は絶えず胸を痛めて、何がなし一刻も早く身二つになれかしと祈った。
ネギ一束 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
小藪(こやぶ)ぢやわんぐり蟾蜍(ひきがへろ)。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
或は青き蟾蜍(ワクド)の肌に觸れがたき痛みをちらす。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)