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ひきがへる
ふりがな文庫
“ひきがへる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヒキガヘル
語句
割合
蟇
50.0%
蟾蜍
38.9%
蝦蟇
5.6%
蟇蛙
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟇
(逆引き)
俗
(
ぞく
)
に、
蟇
(
ひきがへる
)
は
魔
(
ま
)
ものだと
言
(
い
)
ふ。
嘗
(
かつ
)
て
十何匹
(
じふなんびき
)
、
行水盥
(
ぎやうずゐだらひ
)
に
伏
(
ふ
)
せたのが、
一夜
(
いちや
)
の
中
(
うち
)
に
形
(
かたち
)
を
消
(
け
)
したのは
現
(
げん
)
に
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひきがへる(蟇)の例文をもっと
(9作品)
見る
蟾蜍
(逆引き)
白い鵞鳥は
蟾蜍
(
ひきがへる
)
となり、黄金の匙は怪しいニツケルのナイフとなり、酒は酢となり、きりぎりすは
蚯蚓
(
みみづ
)
となり
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ひきがへる(蟾蜍)の例文をもっと
(7作品)
見る
蝦蟇
(逆引き)
そして何といふ
善
(
い
)
い国だらうと思つて、窓から庭を見た。庭には
蝦蟇
(
ひきがへる
)
が一つ
一昨年
(
をとどし
)
の事か何かを考へてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「さうだ。
蝦蟇
(
ひきがへる
)
がゐる、
山椒魚
(
さんせううを
)
がゐる。
蒲鉾
(
かまぼこ
)
がゐる。みんな古くから日本にゐるのだ。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ひきがへる(蝦蟇)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
蟇蛙
(逆引き)
このごろ夕方になると、庭の植込みの隅から、懐疑哲学者の
蟇蛙
(
ひきがへる
)
がひよつこりと這ひ出してくる。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ひきがへる(蟇蛙)の例文をもっと
(1作品)
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