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行水盥
ふりがな文庫
“行水盥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎやうずゐだらひ
50.0%
ぎょうずいだらい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎやうずゐだらひ
(逆引き)
俗
(
ぞく
)
に、
蟇
(
ひきがへる
)
は
魔
(
ま
)
ものだと
言
(
い
)
ふ。
嘗
(
かつ
)
て
十何匹
(
じふなんびき
)
、
行水盥
(
ぎやうずゐだらひ
)
に
伏
(
ふ
)
せたのが、
一夜
(
いちや
)
の
中
(
うち
)
に
形
(
かたち
)
を
消
(
け
)
したのは
現
(
げん
)
に
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
堪
(
たま
)
らねえ、こりや
大變
(
たいへん
)
、
日南水
(
ひなたみづ
)
だ。
行水盥
(
ぎやうずゐだらひ
)
へ
鰌
(
どぢやう
)
が
湧
(
わ
)
かうと
云
(
い
)
ふんだ、
後生
(
ごしやう
)
してくんねえ、
番頭
(
ばんツ
)
さん。」
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
行水盥(ぎやうずゐだらひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぎょうずいだらい
(逆引き)
「何わけは有りません、烏の足を糸で枝へ
縛
(
しば
)
り付けておくんです。でその下へ
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を出しましてね。美人が横向きになって手拭を使っているんです」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある百姓家では、垣のところに
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を持ち出して、「今日は久しぶりでまた夏になったような気がした」などと言いながら若いかみさんが
肥
(
こ
)
えた白い乳を夕闇の中に見せてボチャボチャやっていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
行水盥(ぎょうずいだらい)の例文をもっと
(2作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“行水”で始まる語句
行水
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御行水
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泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
田山花袋