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行水盥
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ぎょうずいだらい
ふりがな文庫
“
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)” の例文
「何わけは有りません、烏の足を糸で枝へ
縛
(
しば
)
り付けておくんです。でその下へ
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を出しましてね。美人が横向きになって手拭を使っているんです」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある百姓家では、垣のところに
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を持ち出して、「今日は久しぶりでまた夏になったような気がした」などと言いながら若いかみさんが
肥
(
こ
)
えた白い乳を夕闇の中に見せてボチャボチャやっていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“行水”で始まる語句
行水
行水姿