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ぎょうずいだらい
ふりがな文庫
“ぎょうずいだらい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
行水盥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行水盥
(逆引き)
「何わけは有りません、烏の足を糸で枝へ
縛
(
しば
)
り付けておくんです。でその下へ
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を出しましてね。美人が横向きになって手拭を使っているんです」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある百姓家では、垣のところに
行水盥
(
ぎょうずいだらい
)
を持ち出して、「今日は久しぶりでまた夏になったような気がした」などと言いながら若いかみさんが
肥
(
こ
)
えた白い乳を夕闇の中に見せてボチャボチャやっていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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