“行雲流水”の読み方と例文
読み方割合
こううんりゅうすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあに二三行ばかりですがね。苦沙弥君の文は行雲流水こううんりゅうすいのごとしとありましたよ」細君は少しにこにこして「それぎりですか」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
沢庵も、これから行雲流水こううんりゅうすいの旅に向い、当分はお別れとなろうというし、武蔵もまた、きょうを第一歩として、人間修行と、兵法鍛錬の旅路に上りたいという。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんともせぬ。行雲流水こううんりゅうすい
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)