“かえる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蛙95.3%
帰0.6%
帰京0.6%
帰国0.6%
帰宅0.6%
帰邸0.6%
蝦蟆0.6%
蝦蟇0.6%
蟇0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現代の多くの人間に都会と田舎(いなか)とどちらが好きかという問いを出すのは、蛙(かえる)に水と陸とどっちがいいかと聞くようなものかもしれない。
田園雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
鯉七 当国には、板取(いたどり)、帰(かえる)、九頭竜(くずりゅう)の流(ながれ)を合せて、日野川の大河。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「帰京(かえる)? どこにいつおいでなので?」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
旦那もう帰国(けえり)ますか。この二人は主従と見えたり。「ああしてしまえば東京に用事は無いのだ。今日の終(しまい)汽車で帰国(かえる)としようよ。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
出勤(でる)にも帰宅(かえる)にも一人ポッチで、例の処へ誘っても一所に来やがらねえ。おまけにアレから後(のち)というもの、ショッチュウ何か考えているような恰好をしているじゃねえか
オンチ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「へい。ところでその、黒瀬という婆々(ばばあ)はもう死歿(なくなり)ました。」「えほんとうに?」「まったくでございます。」「そんなら用は無い、もう帰邸(かえる)としようの。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼らは人となり淳朴で、常に山菓(このみ)を取って喰う。また蝦蟆(かえる)を煮て上味とする。その土(くに)は京(応神天皇の都は高市郡の南部大軽の地)よりは東南、山を隔てて吉野河の河上に居る。
国栖の名義 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「そら蝦蟇(かえる)が出来た!」
白血球 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
そのトリフォンという牧師は、ルアンの近くのサン・ジョルジュ・ド・ボシェルヴィルの修道院に埋められたが、その墓からはただ蟇(かえる)が生じたのみだった。