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死歿
ふりがな文庫
“死歿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なくな
66.7%
なくなり
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なくな
(逆引き)
早く
死歿
(
なくな
)
つた彼の若い母が、彼を生んだとき私の手を握つて、しぼるやうに陣痛をこらへたので、あたしの中指にはめた指輪がまがつて、指と指の間にはさまり
四人の兵隊
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「去年、旦那が
死歿
(
なくな
)
って、朝夕淋しくお暮しだろう。慈善だの、何だのと、世間体はよしにして、
情夫
(
いろおとこ
)
でも御稼ぎなさいな。私やもう帰ります。」と、襟
掻合
(
かきあわ
)
して立上り
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
死歿(なくな)の例文をもっと
(2作品)
見る
なくなり
(逆引き)
「へい。ところでその、黒瀬という
婆々
(
ばばあ
)
はもう
死歿
(
なくなり
)
ました。」「えほんとうに?」「まったくでございます。」「そんなら用は無い、もう
帰邸
(
かえる
)
としようの。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
死歿(なくなり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“死歿”の意味
《名詞》
死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
歿
漢検1級
部首:⽍
8画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
“死歿”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
泉鏡花