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渓流
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けいりう
ふりがな文庫
“
渓流
(
けいりう
)” の例文
旧字:
溪流
小山と小山との間に一道の
渓流
(
けいりう
)
、それを渡り終つて、猶其前に聳えて居る小さい
嶺
(
みね
)
を登つて行くと、段々
四面
(
あたり
)
の
眺望
(
てうばう
)
がひろくなつて
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
全体
(
ぜんたい
)
、
箱根
(
はこね
)
でも、
塩原
(
しほばら
)
でも、
或
(
あるひ
)
は
木曾
(
きそ
)
の
桟橋
(
かけはし
)
でも、
実際
(
じつさい
)
にしろ、
絵
(
ゑ
)
にせよ、
瑠璃
(
るり
)
を
灌
(
そゝ
)
ぎ、
水銀
(
すゐぎん
)
を
流
(
なが
)
す
渓流
(
けいりう
)
を、
駕籠
(
かご
)
、
車
(
くるま
)
で
見
(
み
)
て
行
(
ゆ
)
くのは、
樵路
(
せうろ
)
、
桟道
(
さんだう
)
、
高
(
たか
)
い
処
(
ところ
)
で
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
之を
超
(
こ
)
ゆること数回に
及
(
およ
)
ぶも沼
猶
(
なほ
)
見
(
み
)
えず、
已
(
や
)
むを得ず
渓流
(
けいりう
)
を汲んで昼飯を
喫
(
きつ
)
す、時に午後三時なり、
腹
(
はら
)
充
(
み
)
ちて勇を
皷
(
こ
)
し、又山を
超
(
こ
)
ゆる数回にして
始
(
はじ
)
めて尾瀬沼岸に
達
(
たつ
)
するを
得
(
え
)
たり
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
猶
(
なほ
)
詳しく聞くと、その村には
尾谷川
(
をたにがは
)
といふ清い
渓流
(
けいりう
)
もあるといふ。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
氈
(
せん
)
の
上
(
うへ
)
を、
渓流
(
けいりう
)
は
灌
(
そゝ
)
ぎ、
自動車
(
じどうしや
)
は
溯
(
さかのぼ
)
る。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
巌
(
いは
)
は
渓流
(
けいりう
)
を
穿
(
うが
)
ち
来
(
きた
)
る。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“渓流”の意味
《名詞》
谷川。また、谷川の流れ。
(出典:Wiktionary)
“渓流”の解説
渓流(けいりゅう、en: mountain stream)とは、谷川の流れのこと。
なお、言葉としては日本語の沢は渓流を意味する場合もある。
(出典:Wikipedia)
渓
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“渓流”で始まる語句
渓流石点々