“炎威”の読み方と例文
読み方割合
えんゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縁前(ゑんまへ)のついその森(もり)に、朽木(くちき)を啄(ついば)む啄木鳥(けらつゝき)の、青(あを)げら、赤(あか)げらを二羽(は)視(み)ながら、寒(さむ)いから浴衣(ゆかた)の襲着(かさねぎ)で、朝酒(あさざけ)を。——当時(たうじ)、炎威(えんゐ)猛勢(もうせい)にして、九十三度半(どはん)といふ、真中(まなか)で談(だん)じたが
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
汝(なんぢ)炎威(えんゐ)と戰(たゝか)へ、海(うみ)も山(やま)も草(くさ)も石(いし)も白熱(はくねつ)して、汝(なんぢ)が眼(まなこ)眩(くら)まんとす。起(た)て、其(そ)の痩躯(そうく)をかつて、袖(そで)を翳(かざ)して病魔(びやうま)に楯(たて)せよ。隻手(せきしゆ)を拂(はら)つて火(ひ)の箭(や)を斬(き)れ。戰(たゝか)ひは弱(よわ)し。脚(あし)はふるふとも、心(こゝろ)は空(そら)を馳(はせ)よ。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
汝(なんぢ)炎威(えんゐ)と戰(たゝか)へ。海(うみ)も山(やま)も、草(くさ)も石(いし)も白熱(はくねつ)して汝(なんぢ)が眼(まなこ)眩(くら)まんとす。起(た)て……
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)