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験者
ふりがな文庫
“験者”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げんざ
66.7%
げんじゃ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんざ
(逆引き)
十種に餘る学問技術を身につけていたと云われ、医道、天文、
悉曇
(
しったん
)
、
相人
(
そうにん
)
、管絃、文章、
卜筮
(
ぼくぜい
)
、占相、舟師、絵師、
験者
(
げんざ
)
、持経者等々の道に練達してい
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
現に
今日
(
きょう
)
、和泉式部を訪れたのも、
験者
(
げんざ
)
として来たのでは、勿論ない。ただこの
好女
(
こうじょ
)
の数の多い情人の一人として
春宵
(
しゅんしょう
)
のつれづれを慰めるために忍んで来た。
道祖問答
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
験者(げんざ)の例文をもっと
(4作品)
見る
げんじゃ
(逆引き)
……あれは
魂
(
たま
)
ごいの
験者
(
げんじゃ
)
どもが、どこぞの山へ、
山籠
(
やまごも
)
りの行に出掛けて行くのだ。誰やら神隠しにでも
遭
(
お
)
うた人々のあくがれ迷う魂を尋ねて、山へ呼ばいに行くところなのだ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
それから久しい以前より問題にしている旅の女性、みことか
歌比丘尼
(
うたびくに
)
とかいうものの地方に与えた影響や、
験者
(
げんじゃ
)
・
山伏
(
やまぶし
)
という一派の宗教家の、
常人
(
じょうじん
)
の上に振うていた精神的威力など
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
験者(げんじゃ)の例文をもっと
(2作品)
見る
験
常用漢字
小4
部首:⾺
18画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“験”で始まる語句
験
験方
験目
験示
験微鏡
験温器
験触野
検索の候補
修験者
似非修験者
“験者”のふりがなが多い著者
加藤道夫
谷崎潤一郎
柳田国男
幸田露伴
芥川竜之介