“常人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じょうじん30.0%
つねびと30.0%
じょうにん20.0%
じやうじん10.0%
ひと10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“常人”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌6.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
麻糸にも精粗の差はあるが、もともと手先のわざだから常人じょうじんの着物は糸が太く布が強くて突張っていた。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それから久しい以前より問題にしている旅の女性、みことか歌比丘尼うたびくにとかいうものの地方に与えた影響や、験者げんじゃ山伏やまぶしという一派の宗教家の、常人じょうじんの上に振うていた精神的威力など
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「——常人つねびとの配所へ流されるのは、悲しみかも知れぬが、頼朝のきょうの門立ちは、稀代きたいな吉日と、よろこんでよいはずではないか」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけて、常人つねびとの印象となるであろう点は、笛の孔に無心な指の律動をおさのように弾ませていらっしゃるそのお手のなんとも大きなことだった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
常人じょうにんはこれを評してだと云う、気違だと云う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もちろんく緩慢な麻痺作用を起すものだから、はじめから刺戟を殺してあるのだ。しかもその後いつまでたっても当人は、瓦斯中毒になっているという自覚が起らないのだ。つまり常人じょうにんと殆んど変りない精神状態におかれてあって、しかも脳の或る部分が日と共に完全麻痺におちいる。
常人じやうじんことなるなかりき。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
黒吉は、既にこの常人ひとの窺ってはならぬ「白日の妖夢」の俘囚とりことなってしまったのであった。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)