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二叉
ふりがな文庫
“二叉”の読み方と例文
読み方
割合
ふたまた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたまた
(逆引き)
森の中程で、道が
二叉
(
ふたまた
)
になる。一方は真直に村へ、もう一方は、昔、明や菜穂子たちが夏を過しに来た別荘地へと分かれるのだった。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
そして、柄の根元にはモントフェラット家の紋章が鋳刻されていて、引き抜くとはたしてそれが、
二叉
(
ふたまた
)
に先が分れている火焔形の
槍尖
(
ランス・ヘッド
)
だった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
下から一間ばかりのところで梧桐は注文通り
二叉
(
ふたまた
)
になっているから、ここで
一休息
(
ひとやすみ
)
して葉裏から蝉の所在地を探偵する。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
二叉(ふたまた)の例文をもっと
(10作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
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二人
二
二十歳
二十
二月
二十日
二日
二重
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二間
検索の候補
母夜叉孫二娘
“二叉”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
中勘助
小栗虫太郎
柳田国男
堀辰雄
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岡本綺堂
寺田寅彦