“中風症”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうふうしょう25.0%
ちゅうぶうしょう25.0%
よいよい25.0%
よい/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
良人りょうじん五年の中風症ちゅうふうしょう、死に至るまで看護怠らずといい、内君ないくん七年のレウマチスに、主人は家業のかたわらに自ら薬餌やくじを進め、これがために遂に資産をも傾けたるの例なきにあらず。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
復員の兵隊を見るたびに、千穂子も与平も罪のむくいを感じないではいられなかった。姑のまつは中風症ちゅうぶうしょうで、もう五年ばかりもたきりである。
河沙魚 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
相合傘でいた私に寄越よこして「ちょっと骨が折れました、遠い引掛ひっかかりなんですがね……つんぼ中風症よいよいのお婆さんが一人留守をしているんだもの、驚きましたわ。」「驚いた。」と八さんが言うから
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)