中風症ちゅうぶうしょう)” の例文
復員の兵隊を見るたびに、千穂子も与平も罪のむくいを感じないではいられなかった。姑のまつは中風症ちゅうぶうしょうで、もう五年ばかりもたきりである。
河沙魚 (新字新仮名) / 林芙美子(著)