“數年間”の読み方と例文
新字:数年間
読み方割合
すうねんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其後(そののち)數年間(すうねんかん)は春夏(しゆんか)の際(さい)折々(をり/\)行(おこな)ふに過(す)ぎざりしが、二十五六歳(さい)の頃(ころ)醫(い)を以(もつ)て身(み)を立(た)つるに及(およ)び、日夜(にちや)奔走(ほんそう)の際(さい)頭痛(づつう)甚(はなはだ)しき時(とき)は臥床(ふしど)に就(つ)きし事(こと)屡(しば/\)なりしが、其(その)際(さい)には頭部(とうぶ)を冷水(れいすゐ)を以(もつ)て冷却(れいきやく)し
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
稀(まれ)にも人(ひと)の來(く)べき筈(はづ)のない此樣(こん)な離(はな)れ島(じま)へ、偶然(ぐうぜん)とはいへ、昔馴染(むかしなじみ)の君(きみ)の見(み)へたのは、全(まつた)く天(てん)の導(みちびき)のやうなもので、之(これ)から數年間(すうねんかん)、同(おな)じ家(いへ)に、同(おな)じ月(つき)を眺(なが)めて暮(くら)すやうな運命(うんめい)になつたのも
プシキンは死(し)に先(さきだ)つて非常(ひじやう)に苦痛(くつう)を感(かん)じ、不幸(ふかう)なるハイネは數年間(すうねんかん)中風(ちゆうぶ)に罹(かゝ)つて臥(ふ)してゐた。して見(み)れば原始蟲(げんしちゆう)の如(ごと)き我々(われ/\)に、切(せめ)て苦難(くなん)てふものが無(な)かつたならば、全(まつた)く含蓄(がんちく)の無(な)い生活(せいくわつ)となつて了(しま)ふ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)