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『黒い手帳』
ふりがな文庫
『
黒い手帳
(
くろいてちょう
)
』
黒いモロッコ皮の表紙をつけた一冊の手帳が薄命なようすで机の上に載っている。一輪揷しの水仙がその上に影を落している。一見、変哲もないこの古手帳の中には、ある男の不敵な研究の全過程が書きつけられてある。それはほとんど象徴的ともいえるほどの富を彼 …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1937(昭和12)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約38分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
黒
(
ノワール
)
黒
(
ノアール
)
赤
(
ルージュ
)
中風
(
よいよい
)
夜食
(
レウェイヨン
)
焦
(
いら
)
薄命
(
ファタール
)
斜
(
しゃ
)
賭金
(
ミーズ
)
抑揚
(
アクセント
)
襁褓
(
おむつ
)
賭
(
は
)
探偵
(
ヂテクチーヴ
)
標題
(
タイトル
)
新規
(
ヌウヴォ
)
扉
(
と
)
等
(
ひと
)
巴里
(
パリー
)
数字
(
ニュメロ
)
法
(
フラン
)
悲運
(
ミゼール
)
後目
(
パツス
)
萎
(
な
)
奇数
(
アンペア
)
味気
(
あじけ
)
鼬
(
いたち
)
莨菪
(
ろうとう
)
骸子
(
さいころ
)
頁
(
ページ
)
瓦斯
(
ガス
)
長
(
なが
)
釦
(
ボタン
)
瞋恚
(
しんい
)
辟易
(
へきえき
)
突飛
(
とっぴ
)
躁暴
(
そうぼう
)
詭計
(
きけい
)
操
(
あやつ
)
精進
(
しょうじん
)
苦
(
にが
)
奇偶
(
ハザアル
)
上停
(
じょうてい
)
倫理
(
りんり
)
利
(
き
)
剥離
(
はくり
)
厚顔
(
あつかま
)
口説
(
くど
)
和
(
なご
)
唐突
(
だしぬけ
)
噯気
(
おくび
)
困憊
(
こんぱい
)
変哲
(
へんてつ
)
為替
(
かわせ
)
尿
(
いばり
)
屁古
(
へこ
)
嶮
(
けわ
)
布哇
(
ハワイ
)
弄
(
もてあそ
)
忌々
(
いまいま
)
恬淡
(
てんたん
)
憤懣
(
ふんまん
)
指
(
さ
)
丁半
(
ちょうはん
)
更
(
ふ
)