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薄命
ふりがな文庫
“薄命”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はくめい
33.3%
ふしあはせ
16.7%
ふしあわせ
16.7%
あはれ
8.3%
ふうん
8.3%
ファタール
8.3%
フシアワセ
8.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はくめい
(逆引き)
しかし、城太郎の泣きじゃくりがいつまでも耳にこびりついていて、もう頼り
人
(
びと
)
のない
薄命
(
はくめい
)
な少年のおろおろした姿が背中に見える気がしてならない。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薄命(はくめい)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふしあはせ
(逆引き)
吾儕
(
わがみ
)
が先立てば誰とて後で
父樣
(
とゝさま
)
の御介抱をば申し上ん夫を思へば
捨兼
(
すてかね
)
る生命を捨ねば惡名を
雪
(
すゝぐ
)
に難き
薄命
(
ふしあはせ
)
お目覺されし其後に此
遺書
(
かきおき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
薄命(ふしあはせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふしあわせ
(逆引き)
だとて我が今理屈を味方にするでもない、世間を味方にするでもない、汝が
手腕
(
うで
)
のありながら不幸せで居るというも知って居る、汝が
平素
(
ふだん
)
薄命
(
ふしあわせ
)
を口へこそ出さね
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
薄命(ふしあわせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あはれ
(逆引き)
うす暗ひランプの光…………彼女のすゝり泣く声………………何と云ふ
薄命
(
あはれ
)
な女であるかと
我
(
われ
)
は
思
(
をも
)
はず
溜息
(
ためいき
)
をついた、やがて汽車は
止
(
とま
)
つた
夜汽車
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
薄命(あはれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふうん
(逆引き)
赤良顔
(
あからがほ
)
もしばし
煙管
(
きせる
)
を
置
(
お
)
いてかなし
気
(
げ
)
に
見
(
み
)
えた、
噫
(
あゝ
)
何
(
なん
)
と云ふ
薄命
(
ふうん
)
な
女
(
をんな
)
であらうと
我
(
われ
)
も同情の涙に
絶
(
た
)
えなかつた
夜汽車
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
薄命(ふうん)の例文をもっと
(1作品)
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ファタール
(逆引き)
黒いモロッコ皮の表紙をつけた一冊の手帳が
薄命
(
ファタール
)
なようすで机の上に載っている。一輪揷しの水仙がその上に影を落している。
黒い手帳
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
薄命(ファタール)の例文をもっと
(1作品)
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フシアワセ
(逆引き)
佳人ノ
薄命
(
フシアワセ
)
古今何ゾ限リ有ラン。而シテ文士才人ヲシテ長ク魂銷シ腸摧ケシムルモノハ特リ馬嵬ト青塚トニ在リ。然レドモ太真罪業甚ダ重シ。其ノ花鈿委
レ
地ノ惨禍亦深ク哀シムニ足ラザルモノ有リ。
青塚ノ説
(新字旧仮名)
/
成島柳北
、
濹上漁史
(著)
薄命(フシアワセ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“薄命”の意味
《名詞》
薄命(はくめい)
若くして死ぬこと。
不幸せなこと。薄幸。
(出典:Wiktionary)
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
検索の候補
此薄命
“薄命”のふりがなが多い著者
濹上漁史
尾崎放哉
成島柳北
作者不詳
幸田露伴
吉川英治
久生十蘭
永井荷風
泉鏡花